【SAP】会計伝票の反対仕訳について解説【FI-共通】

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会計伝票の反対仕訳について解説します。

会計伝票の反対仕訳とは

フォルダ, ファイル, ドキュメント, 論文

反対仕訳とは、元伝票と貸借を逆にした仕訳のことです。主に、誤って計上した伝票を取り消す際に実施します。

【補足】マイナス転記とは

反対仕訳とは別に、計上した伝票を取り消す方法としてマイナス転記があります。

マイナス転記では、貸借を逆にした仕訳を起こすのではなく、貸借はそのままで金額をマイナスにして仕訳を起こします。

基本的に、マイナス転記は使用しない。
マイナス転記をするためには下記2つの設定が必要。
1.会社コードに対してマイナス転記が許可されている
2.反対仕訳理由にマイナス転記が許可されている

反対仕訳関連カスタマイズ

Webサイト, 発達, 設定, 道具, 画面, ソフトウェア, コンピューター

会社コードに対してマイナス転記許可

マイナス転記許可のフラグを立てることで、マイナス転記が可能となる。

■SPROメニューパス
財務会計 > 総勘定元帳 > 取引 > 調整転記/反対仕訳 > 許可 : マイナス転記

反対仕訳理由の定義

項目設定内容
理由反対仕訳理由。英数字2桁で定義。
テキスト反対仕訳理由のテキスト。
Neg転記■フラグあり
マイナス転記
■フラグなし
反対仕訳
代替転記日■フラグあり
元伝票の転記日付のみ指定可能
■フラグなし
元伝票の転記日付以降の日付が指定可能

■SPROメニューパス
財務会計 > 総勘定元帳 > 取引 > 調整転記/反対仕訳 > 定義 : 反対仕訳理由

反対仕訳の実施

FB08:伝票の反対仕訳

反対仕訳の実施が可能。(1伝票ずつ)

FB08:伝票の一括反対仕訳

一括で反対仕訳が可能。

以上。

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