【SAP】勘定科目表~勘定科目を設定する一連の流れをデモ解説【FI】

\\SAPをやる前に業務の理解を!//

SAPコンサルタントは、ユーザ(現場担当者)と同じ目線で会話できることが求められます。 本書で、経理業務をひと通りインプットしておくことをお勧めします。

【本書の構成】
第1章 販売 
第2章 原価・購買 
第3章 固定資産管理 
第4章 資金管理 
第5章 給与計算 
第6章 経費 
第7章 有価証券管理 
第8章 決算 
第9章 連結決算 
第10章 財務報告

今回は、通貨と換算レートを設定する一連の流れについて下記の流れで説明します。

  1. 勘定コード一覧表の作成
  2. 勘定グループの定義
  3. 損益繰り越し勘定の定義
  4. 勘定コード一覧表を会社コードへ割り当て
  5. 勘定科目の作成

勘定コード一覧表の作成(Tr-cd:OB13)

OB13を叩き、新規エントリを押下。

下記の内容で保存を押下。

勘定グループの定義(Tr-cd:OBD4)

OBD4を叩き、新規エントリを押下。

先程作成した勘定Code表に紐づける形で、下記のように勘定グループを定義。

損益繰り越し勘定の定義(Tr-cd:OB53)

OB53を叩くと下記のポップアップが出力される。先ほど作成したTESTを入力して続行。

下記の画面に遷移する。

下記を入力して保存。
※「勘定コードが存在しません」と出るが、後で作成するので一旦無視して進める

損益計算書勘定タイプ:x(SAP標準で用意されている)
勘定:繰越残高用の勘定コード(任意)

勘定コード一覧表を会社コードへ割り当て(Tr:cd:OBY6)

OBY6を叩く。

会社コード:TE01に対して、下記を入力して保存。

勘定コード表:TEST
項目ステータス Var.:0001(SAP標準)

勘定科目の作成(Tr:cd:FS00)

FS00を叩き、各タブに設定を入力していく。

タイプ/テキスト

管理データ

登録 / 銀行 / 金利

設定を入力したら保存を押下。

情報(勘定コード表)タブより登録日や登録ユーザが参照可能。

以上。

SAP初心者・中級者にはコレ!

SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。

 

本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。

 

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