今回は、AL11からサーバに置かれたファイルを確認する方法について説明します。
FFFTP等からサーバ上のファイルにアクセスできる権限がない場合に、代替としてAL11が使えます。特に、サーバへのアクセス権限がないことが多いアプリ担当者は覚えておくと役に立つと思います。
FFFTPはこちらを参照▼
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ffftp/
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AL11からサーバのファイルを確認する

AL11を押下すると、定義済みの論理ファイルパス(ディレクトリパラメータ名)とそれに紐付く物理ファイルパス(ディレクトリ)が表示される。

任意の行をダブルクリックすると、サーバに置かれているファイルを確認することが可能。

さらに行をダブルクリックすると、ファイルの中身を確認することが可能。

論理ファイルパスの定義はTr-cd:FILEから実施する。

関連トランザクションコード

Tr-cd:CG3Zからサーバにファイルをアップロード
CG3Zからサーバにファイルをアップロードすることが可能。
■フロントエンドの元File ローカルで保持しているアップロードファイルを指定。 ■アプリケーションサーバの対象File アップロード先のパスを指定。 ■データの転送形式 ASCやBINが選択可能。 ■ファイルの上書き チェックを付けると、アップロードファイルと同じ名前のファイルがサーバに存在する場合に上書きする。

Tr-cd:CG3Yからサーバ上のファイルをダウンロード
CG3Yからサーバ上のファイルをダウンロードすることが可能。
■アプリケーションサーバの元File ダウンロードするファイルを指定。 ■フロントエンドの対象File ダウンロード先のパスを指定。 ■データの転送形式 ASCやBINが選択可能。 ■ファイルの上書き チェックを付けると、アップロードファイルと同じ名前のファイルがサーバに存在する場合に上書きする。

以上。
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