今回はn/sdf/smonから各ワークプロセスの使用状況を確認する方法について説明します。
ちょっとした応用技になりますが、ワークプロセスについてより詳細な分析をしたい時に役立知ます。
各ワークプロセスの使用状況を出す手順
![グラフ, 統計, データ, ヒストグラム, ビジネス, 図は、ヒストグラム](https://cdn.pixabay.com/photo/2018/02/27/17/40/graph-3186077__340.png)
Tr:cd /n/sdf/smonを叩く。
既に仕掛けていた任意の監視を押下。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2021/03/image-24.png)
表示間隔を指定し実行。
UPDのプロセスが60秒間隔以下でないと出てこない可能性があるため、時間取得の間隔は「60秒」間隔以下が好ましい。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2021/03/image-26.png)
SM50ボタンを押下。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2021/03/image-27.png)
デフォルトのまま実行を押下。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2021/03/image-28.png)
スプレッドシートに出力。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2021/03/image-29.png)
ピボットテーブルの機能を使用。下記の通り作成する。
行⇒時刻 列⇒ワークプロセスタイプ 値⇒ワークプロセスタイプ フィルター⇒アプリケーションサーバインスタンス(2台構成の場合のみ)
以下が作成したピボットテーブルの例。時間帯ごとの各ワークプロセスの使用状況を確認することが可能。(今回はUPDプロセスなし)
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2021/03/image-31.png)
以上。
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