\\SAPをやる前に業務の理解を!//
SAPコンサルタントは、ユーザ(現場担当者)と同じ目線で会話できることが求められます。 本書で、経理業務をひと通りインプットしておくことをお勧めします。
【本書の構成】 第1章 販売 第2章 原価・購買 第3章 固定資産管理 第4章 資金管理 第5章 給与計算 第6章 経費 第7章 有価証券管理 第8章 決算 第9章 連結決算 第10章 財務報告
Tr-cd:SREPOからシステム間のオブジェクトを比較する方法について説明します。
開発機 ⇄ 検証機のようにシステム間でオブジェクトを比較したい時に役立ちます。
SREPOからシステム間のオブジェクトを比較する

比較元のシステムから、SREPOを実行する。
RFC宛先に比較先システムの宛先を入力。

比較するオブジェクトを指定する方法は下記の通り。
■パッケージのオブジェクト パッケージ単位で比較(パッケージに紐付くオブジェクトが対象) ■移送依頼 移送番号単位で比較(移送番号に紐付くオブジェクトが対象) ■自由選択オブジェクト 対象のオブジェクトを指定して比較 ※以下、使用頻度は少ない↓ ■ユーザのオブジェクト オブジェクトの責任者単位で比較 ■アプリケーションコンポーネントのオブジェクト アプリケーションコンポーネント単位で比較 ■名称領域のオブジェクト 名称領域単位で比較 ■全カスタマオブジェクト 全カスタマオブジェクトを比較 ■全修正済オブジェクト 全修正済オブジェクトを比較
比較するオブジェクトを指定したら「オブジェクト共通部分の登録」ボタンを押下。

次の画面に遷移したら「バージョン比較」ボタンを押下。

比較結果が表示される。結果ごとに色が異なる。
オブジェクトが不一致だった場合は対象行をダブルクリックすることで、システム間差異の詳細を照会することが可能。
■緑色 比較元⇄比較先でオブジェクトが一致。 ■黄色 比較元/比較先いずれかにオブジェクトが存在しない。開発機→検証機への移送漏れなどが考えられる。 ■赤色 比較元⇄比較先でオブジェクトが不一致。
1つ前の画面に戻ろうとすると、「比較結果を保存しますか」というポップアップが表示される。
「はい」を押下すると、比較結果が保存される。
保存した比較結果は「履歴比較」ボタンより確認が可能。

以上。
SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。
本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。
これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。
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