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移送依頼のソースクライアントを変更する方法について説明します。
移送依頼を取得したクライアントからでないと、移送依頼の削除やリリースができない。
クライアント非依存のオブジェクトが紐付く移送依頼のみソースクライアントの変更が可能である点には注意が必要。(クライアント依存のオブジェクトは不可)
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前提:SAPインスタンスとクライアント構成
クライアント130で取得した移送依頼を、クライアント100で取得した移送依頼とする。(ソースクライアントを130 ⇒ 100へ変更)
なお、この例の場合クライアント100にログインして作業を実施する。
ソースクライアントの変更手順
Tr-cd:SE01 , SE09 , SE10から対象の移送依頼を表示
上記のトランザクションコードより、対象の移送依頼を表示する。
移送依頼のソースクライアントを変更
対象の移送依頼をダブルクリックし、編集ボタンを押下。
すると、「ソースクライアントを変更しますか?」とのポップアップが表示されるので、「Yes」を押下。
ソースクライアントが変更される。
Tips:別クライアントで取得した移送依頼の所有者を変更する方法
対象の移送依頼をダブルクリックし、編集ボタンを押下。
「依頼/タスク」タブ > ユーザ追加より、ログインユーザを所有者とした空の子移送を新規取得し、親移送に紐付ける。(親移送への紐付けは自動)
取得した空の子移送をダブルクリックし、編集ボタンを押下。
すると、「親移送とその他子移送の所有者を変更しますか?」、とのポップアップが表示されるので、「Yes」を押下。
移送依頼の所有者がログインユーザに変更される。
以上。
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