【SAP】移送依頼のソースクライアントを変更する方法/非依存オブジェクト【Basis】

▼SAP転職なら! LINE追加で気軽に相談▼

移送依頼のソースクライアントを変更する方法について説明します。

移送依頼を取得したクライアントからでないと、移送依頼の削除やリリースができない。

クライアント非依存のオブジェクトが紐付く移送依頼のみソースクライアントの変更が可能である点には注意が必要。(クライアント依存のオブジェクトは不可)

前提:SAPインスタンスとクライアント構成

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-5.png

クライアント130で取得した移送依頼を、クライアント100で取得した移送依頼とする。(ソースクライアントを130 ⇒ 100へ変更)

なお、この例の場合クライアント100にログインして作業を実施する。

ソースクライアントの変更手順

ロボットの無料ベクター画像

Tr-cd:SE01 , SE09 , SE10から対象の移送依頼を表示

上記のトランザクションコードより、対象の移送依頼を表示する。

移送依頼のソースクライアントを変更

対象の移送依頼をダブルクリックし、編集ボタンを押下。

すると、「ソースクライアントを変更しますか?」とのポップアップが表示されるので、「Yes」を押下。

ソースクライアントが変更される。

Tips:別クライアントで取得した移送依頼の所有者を変更する方法

仕事の無料ベクター画像

対象の移送依頼をダブルクリックし、編集ボタンを押下。

「依頼/タスク」タブ > ユーザ追加より、ログインユーザを所有者とした空の子移送を新規取得し、親移送に紐付ける。(親移送への紐付けは自動)

取得した空の子移送をダブルクリックし、編集ボタンを押下。

すると、「親移送とその他子移送の所有者を変更しますか?」、とのポップアップが表示されるので、「Yes」を押下。

移送依頼の所有者がログインユーザに変更される。

以上。

SAP初心者・中級者にはコレ!

SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。

 

本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。

 

これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。

SAP転職なら! LINE追加で気軽に相談▼

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です