今回は、SAPの定期的なジョブをスケジュールする方法、定期的なジョブを削除する方法について説明します。
SM36から定期的なジョブをスケジュールする方法
![カレンダー, 日付, 月, 日, 数, スケジュール, アラーム, 主催者, オフィス, 時間, 予定](https://cdn.pixabay.com/photo/2016/10/23/17/06/calendar-1763587_960_720.png)
まずは、定期的なジョブのスケジュール方法から説明していきます。
sm36を叩く。
任意のジョブ名を入力し「ステップ」をクリック。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/image.png)
以下を入力して保存。
※今回はABAPプログラムを対象とする
ユーザ名:実行ユーザ
名称:プログラム
Variant:バリアント
言語:任意の言語
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/image-1.png)
次に「開始時刻」をクリックし、遷移した画面から「日付/時刻」をクリック。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/image-2.png)
開始予定と最終実行日を入力。
「定期ジョブ」にチェックを入れたら「周期値」をクリック。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/image-3.png)
定期的ジョブの実行間隔を指定して保存。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/image-4.png)
以下画面で再度保存。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/image-5.png)
最後に以下の画面から保存するとジョブがリリースされる。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/image-6.png)
SM37からジョブのリリースを確認
![チェックしています, 緑, 右, 円, 修正, 目盛り, チェックリスト](https://cdn.pixabay.com/photo/2014/03/24/17/17/checked-295296__340.png)
sm37を叩く。以下を入力して実行。
ジョブ名:スケジュールしたジョブの名前 ユーザ名:ジョブを登録したユーザの名前 ジョブステータス:リリース済 ジョブ開始条件:任意で入力
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/image-7.png)
リリース済のジョブが確認可能。
SM37から定期的なジョブを削除する方法
![ゴミ箱, Litterbasket, くず, ガベージ, 廃棄物, ごみ, リサイクル, 環境, 処分, 空](https://cdn.pixabay.com/photo/2012/04/11/17/38/trashcan-29091_960_720.png)
定期的なジョブを削除するためには、ステータスが「計画済」「リリース済」のジョブを削除する必要があります。
上記ジョブを削除すると、以降は定期的にジョブが実行されなくなります。(大元のジョブが消えるため)
削除したいジョブを選択し、右クリック。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/image-8.png)
削除をクリックすることで、対象のジョブが削除される。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2020/12/image-9.png)
以上。
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