\\SAPをやる前に業務の理解を!//
SAPコンサルタントは、ユーザ(現場担当者)と同じ目線で会話できることが求められます。 本書で、経理業務をひと通りインプットしておくことをお勧めします。
【本書の構成】 第1章 販売 第2章 原価・購買 第3章 固定資産管理 第4章 資金管理 第5章 給与計算 第6章 経費 第7章 有価証券管理 第8章 決算 第9章 連結決算 第10章 財務報告
今回は、SAP Support Portalからリモート回線をオープンする方法について説明します。SAP社のサポートを受ける際には、必ずと言っていいほど実施する作業ですので、この機会に覚えておきましょう。
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SAPのリモートサポートとは

SAPリモートサポートとは、ざっくりいうと問題の診断・特定を行うためにSAP社のコンサルタントが自社のシステムにログインして作業を行ってくれるサービスのことです。
しかし、SAP社のコンサルタントは基本的に自社のシステムにログインすることができません。
そこで、やらなければならないことがリモート回線のオープンです。これを行うことで、SAP社のコンサルタントが自社のシステムにログインできるようになり、リモートでサポートを実施することが可能となります。
では、続いてリモート回線をオープンする方法について説明していきます。
【参考】
https://support.sap.com/ja/tools/connectivity-tools/remote-support.html
SAP Support Portalからリモート用回線をオープンする方法

SAP Support Portalにアクセスし、ログオン。

https://support.sap.com/ja/index.html
Access My Launchpad > System Dataをクリック。

対象のシステムを検索し選択。Maintain Service Connectionをクリック。

以下の画面が表示されるので、赤枠の部分をクリック。
*今回はSAP GUIベースでSAPにリモートアクセスするR/3 Supportが対象

有効期日を設定しOpen Connectionをクリック。

R/3 Supportのリモート回線がオープンする。
また、SAP側にログインするための情報を伝えてあげると親切です。以下で説明していきます。
赤枠のMaintain Access Dataをクリック。

Credentials 項目のAddをクリック。

各項目を入力したらCreate。

【まとめ】SAP Support Portalからリモート用回線をオープンする方法

SAPのサポートを受ける際には、リモート回線をオープンする作業がしばしば求められます。
今後SAP社と関わって仕事をする方は覚えておいて損はないかと思います。
以上。
SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。
本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。
これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。
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