【SAP】ABAPのイベントブロックと命令まとめ【ABAP】

\\SAPをやる前に業務の理解を!//

SAPコンサルタントは、ユーザ(現場担当者)と同じ目線で会話できることが求められます。 本書で、経理業務をひと通りインプットしておくことをお勧めします。

【本書の構成】
第1章 販売 
第2章 原価・購買 
第3章 固定資産管理 
第4章 資金管理 
第5章 給与計算 
第6章 経費 
第7章 有価証券管理 
第8章 決算 
第9章 連結決算 
第10章 財務報告

備忘がてらABAPのイベントブロックと命令をまとめておきます。

主要なイベントブロック

バックグラウンド, バック グラウンド, バイナリコード, テーマ, モデル
イベントブロック説明
INITIALIZATION.プログラム起動時のイベント(選択画面が表示される前)。
イベントが発生するのはプログラムを実行してから1度のみ。
AT SLECTION-SCREEN.選択画面イベント。選択画面にてEnterキーを押したタイミングで発生。
START-OF-SELECTION.メイン処理イベント。プログラム実行されたタイミングで発生。
END-OF-SELECTION.終了処理イベント。プログラムのメイン処理イベントが終了するタイミングで発生。
例外処理やログの出力処理などを行う。
TOP-OF-PAGE.新規ページ開始時イベント。ページのヘッダ情報を付与する。
END-OF-PAGE.ページ終了時イベント。ページのフッタ情報を付与する。
※一覧画面が複数ページにまたがらない場合は発生しないイベント

主要な命令

コード, プログラム, ソース, コンピューター, Pc, プログラム
カテゴリ命令説明
PGM開始REPORTレポートの定義
関数定義FORMサブルーチンの定義
関数定義PERFORM サブルーチンの呼び出し
共通ルーチン取込INCLUDE共通ルーチンの取り込み
出力WRITE一覧への出力
出力ULINE下線の出力
出力SKIP空白行の出力
出力NEW-LINE改行
出力FORMAT出力書式の設定
データオブジェクト定義DATA変数の定義
データオブジェクト定義TYPES変数型の定義
選択画面定義PARAMETERS選択画面の入力パラメータ定義(単一値)
選択画面定義SELECT-OPTIONS選択画面の入力パラメータ定義(複数値および範囲値)
選択画面定義SELECTION-SCREEN選択画面のレイアウティング等
データベースアクセスSELECTデータベースから情報取得
条件分岐IF条件分岐
条件分岐CASE条件分岐
条件分岐CHECK条件分岐
メッセージ出力MESSAGEメッセージの出力
内部テーブル処理SORT内部テーブルをソート
内部テーブル処理LOOP内部テーブルのデータ処理
内部テーブル処理READ TABLE内部テーブル レコード読込
内部テーブル処理APPEND内部テーブルへの行追加
変数初期化REFRESH内部テーブルの初期化
変数初期化CLEAR変数や構造変数の初期化
画面遷移LEAVE LIST-PROCESSINGレポートイベントの終了

以上。

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