SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。
本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。
これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。
今回は、デバック時にプログラム呼出先の汎用モジュールで処理を止める方法について説明します。
特にテストフェーズに携わっている方には役立つtipsですので、この機会に習得しておくといいと思います。
手順説明

Tr-cd:SE37を叩く。対象の汎用モジュールを入力し、照会ボタンを押下。

ソースコードを参照し、処理を止めたい部分で外部ブレークポイントを設定。

続いてTr-cd:SE38を叩く。対象のプログラムを入力し、処理を実行。

するとデバッガが起動し、汎用モジュールの外部ブレークポイントを設定した箇所で処理が止まる。

以上となります。
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SAPについて体系的にまとめられている一冊。著者はSAPコンサルタントの方々なので、信頼性は間違いなし。SAPの概要やメリット・デメリットはもちろん、各モジュールについても詳細に説明がなされています。
さらに、SAP導入・構築のフローからアドオン開発まで、技術的な部分もしっかりと網羅してくれています。SAPコンサルタントは、基本的にはどこかのモジュールを担当すると思うので、一読しておいて絶対に損はないでしょう。
SAPというERPパッケージの全体像を知りたい方におすすめです。
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