\\SAPをやる前に業務の理解を!//
SAPコンサルタントは、ユーザ(現場担当者)と同じ目線で会話できることが求められます。 本書で、経理業務をひと通りインプットしておくことをお勧めします。
【本書の構成】 第1章 販売 第2章 原価・購買 第3章 固定資産管理 第4章 資金管理 第5章 給与計算 第6章 経費 第7章 有価証券管理 第8章 決算 第9章 連結決算 第10章 財務報告
今回は、SE80からプログラムに紐付くオブジェクトを確認する方法について説明します。
Tr-cd:SE80(オブジェクトナビゲータ)とは

SE80はプログラム開発に必要な要素をすべて兼ね備えたトランザクションコードです。
SE38よりもプログラムの部品を1つ1つ細かく確認することが可能であるため、ある程度慣れていればSE80から開発する人が多いかもしれません。
また、プログラムに紐付く部品を確認することができるため、アプリ・基盤問わずに覚えておいても損はないトランザクションコードだと思います。
Tr-cd:SE80からプログラムに紐付く情報を確認する

リポジトリブラウザ > プログラムを選択し、プログラム名を赤枠のボックスに入力。すると、プログラムに紐付いた情報がオブジェクト名タブ以下に一覧で表示される。

例えば「トランザクション」項目からはプログラムに割り当てられたすべてのトランザクションコードを確認することができる。
ちなみに、プログラム以外にも、パッケージや汎用モジュールに紐付いた情報を見ることも可能です。

以上。
SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。
本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。
これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。
コメントを残す