【SAP】Tr-cd:FILEから論理ファイルパスを定義する方法を解説【Basis】

▼SAP転職なら! LINE追加で気軽に相談▼

今回は、Tr-cd:FILEから論理ファイルパスを定義する方法について説明します。

論理ファイルパスとは、物理パスに対してわかりやすく名前を付けたもののことです。論理パスを定義すると、ファイルの識別がしやすくなったり、プログラム内で使用できたりと様々なメリットがあります。

論理ファイルパスを定義

まずは論理ファイルパスを定義します。
FILEを叩き、新規エントリを押下。

下記を入力して保存。

論理ファイルパス:TEST01
名前:テスト用パス

移送依頼を取得。

論理ファイルパスが定義された。

論理ファイルパスへ物理パスを割り当て

続いて、論理ファイルパスへ物理パスを割り当てます。

定義した論理ファイルパスを選択した状態で「論理パスへの物理パス割当」を押下。

新規エントリを押下。

今回は、下記を入力して保存。

構文グループ:WINDOWS NT
物理パス:tmp/<CLIENT>/<FILENAME>

【注意点】
物理パスには必ず<FINENAME>を含める必要がある。

【Tips】
物理パスには下記のような予約語を使用することが可能。

論理ファイル名を定義

最後に、論理ファイル名を定義します。

「論理ファイル名定義、クライアント非依存」を選択し、新規エントリを押下。

今回は、下記を入力して保存。

論理ファイル:TEST01
名称:テスト用論理ファイル
物理ファイル:SAMPLE.TXT(予約語も使用可能)
データ書式:ASC(ASCII)
Appl. エリア:FI(使用モジュールを選択)
論理パス:TEST01(冒頭で定義した論理ファイルパス)

以上。

SAP初心者・中級者にはコレ!

SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。

 

本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。

 

これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。

SAP転職なら! LINE追加で気軽に相談▼

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です