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今回はSE01から空移送を取得し、STMSから他の環境に移送する一連の流れについて説明します。
移送が問題なく実施できるのかテストする際にはこの作業を行うことがあるので、basis担当者であれば覚えておきたい知識です。
Tr-cd:SE01から空移送を取得する
SE01を叩き、登録ボタンをクリック。
カスタマイジング / ワークベンチ依頼のどちらかを選択して続行。
*カスタマイジングは特定のクライアントのみ、ワークベンチは全クライアントに移送される
テキストに空移送のため移送不要、もしくはテスト用との旨を入力して保存。
すると、移送依頼が取得される。
下位の階層の移送依頼から順にリリースしていく。
ステータスが「リリース済」となればOK。
空移送の取得~リリースの作業は以上となります。続いて、この空移送を他の環境にインポートしていきます。
Tr-cd:STMSから空移送を他の環境にインポートする
STMSを叩き、インポート概要をクリック。
移送対象環境のキューをクリック。
対象の移送依頼が存在することを確認。インポートキュー調整を実施。
以下のポップアップが出てくるが、はいをクリック。
インポートキュー調整が実施されると、番号の左横についていたアイコンが消える。
対象の移送依頼を選択した状態でインポート依頼をクリック。
カスタマイジング依頼のため、移送対象のクライアントを指定して続行。
※Optionタブより移送のオプションを選択することが可能
確認画面が出てくるので、問題なければはいをクリック。
移送が正常に終了した。
ジャンプ > インポート履歴から移送されているか確認。
移送されていることが確認できた。
以上。
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