【SAP】伝票変更ルールのカスタマイズについて解説【FI-共通】

\\SAPをやる前に業務の理解を!//

SAPコンサルタントは、ユーザ(現場担当者)と同じ目線で会話できることが求められます。 本書で、経理業務をひと通りインプットしておくことをお勧めします。

【本書の構成】
第1章 販売 
第2章 原価・購買 
第3章 固定資産管理 
第4章 資金管理 
第5章 給与計算 
第6章 経費 
第7章 有価証券管理 
第8章 決算 
第9章 連結決算 
第10章 財務報告

伝票変更ルールのカスタマイズについて説明します。

伝票変更ルールのカスタマイズ

装備, オプション, エンジン, 構成, アイコン, 設定, ユーザー, 形

伝票変更のルールは、伝票ヘッダと明細でそれぞれ設定します。

■IMGメニューパス
財務会計 > 財務会計共通設定 > 伝票 > 伝票変更ルール > 伝票変更ルール – 伝票ヘッダ

■IMGメニューパス
財務会計 > 財務会計共通設定 > 伝票 > 伝票変更ルール > 伝票変更ルール – 明細

伝票変更ルールは、下記の単位で設定をします。

項目説明
勘定タイプA:資産
D:得意先
K:仕入先
M:品目
S:総勘定元帳勘定
特殊仕訳取引タイプA:前受金 / 前払金
W:手形
会社コード会社コード
項目名伝票ヘッダ / 伝票明細の項目ID
項目ラベル伝票ヘッダ / 伝票明細の項目テキスト

なお、伝票変更をするための前提条件を、下記項目に対してフラグ「X」を立てることで制御することが可能です。

※項目変更可能にはフラグ「X」を立てること

項目
会計期間がクローズされていないこと
未決済明細が決済されていないこと
得意先借方または仕入先貸方
請求書関連のクレジットメモがないこと
前受/前払金のクレジットメモがないこと

設定した勘定タイプ等によって、条件制御できる項目に一部増減があります

以上。

SAP初心者・中級者にはコレ!

SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。

 

本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。

 

これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です