\\SAPをやる前に業務の理解を!//
SAPコンサルタントは、ユーザ(現場担当者)と同じ目線で会話できることが求められます。 本書で、経理業務をひと通りインプットしておくことをお勧めします。
【本書の構成】 第1章 販売 第2章 原価・購買 第3章 固定資産管理 第4章 資金管理 第5章 給与計算 第6章 経費 第7章 有価証券管理 第8章 決算 第9章 連結決算 第10章 財務報告
今回は、チェック/代入カスタマイズ移送後にPGM再生成を実行する方法について説明します。
PGM再生成が必要な理由とは

チェックや代入の移送をした際に、コンパイルが上手く行われない場合があります。
すると、伝票起票時にエラーとなる、等の問題が発生します。
そのため、チェックや代入を移送した際には、明示的にプログラムの再生成を実行する必要があります。
実施しなくても問題が起きない場合が大半ですが、おまじないだと思って、念のため毎回実行するようにしましょう。
PGM再生成(RGUGBR00)を実行する
Tr-cd:SE38を叩き、プログラムに「RGUGBR00」を入力し実行ボタンを押下。

実行パラメータを入力し、実行ボタンを押下。
■アプリケーションエリア SAPのモジュール(FI,AA,COなど) ■呼出位置 EXITの呼出位置(伝票ヘッダ,伝票明細,完了伝票など) ■各チェックボタン 再生成対象の項目にチェックを付ける

再生成の対象が不明瞭な場合は、すべてにチェックを付けて実行しても、おそらく悪さはしないと思います。
実行後、下記のメッセージが表示されたら再生成が完了。

以上。
SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。
本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。
これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。
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