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今回は、権限エラーとなった権限オブジェクトを特定する方法について説明します。
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Tr-cd:ST01から権限トレースを仕掛ける方法
ST01は権限の他にもSQLやRFCなど様々なトレースを取得することが可能。
ST01を叩く。トレースコンポーネント項目で権限チェックを選択し、トレースONを押下。
権限トレースを取得したいトランザクションを実行し、トランザクション実行後にトレースOFFを押下。
トレース結果を確認する。分析を押下。
条件を指定して実行ボタンを押下。権限トレースの結果が表示される。
ST01の権限トレースでは、権限チェックが実施された権限オブジェクトがすべて記録される。つまり、トランザクションに対してチェックされる権限オブジェクトをすべて洗い出すことが可能。
Tr-cd:SU53から権限エラーとなった権限オブジェクトを確認する方法
SU53は業務ユーザが使用する想定。システム担当者にSU53の画面を見せると問い合わせがスムーズに進む可能性が高いのでおすすめしたい。
トランザクションを実行。権限エラーが発生。
SU53を叩くと、ユーザに対して権限エラーとなった権限オブジェクトが表示される。
権限に関連するトランザクション
PFCG:ロール更新
下記の記事を参照▼
【SAP】Tr-cd:PFCGから権限ロールを作成・変更する方法【Tips】SU21:権限オブジェクトの更新
権限オブジェクトの一覧を参照することが可能。
SU24:権限デフォルト値の更新
トランザクション内でチェックされる権限オブジェクトを参照することが可能。
以上。
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