【SAP】通貨と換算レートを設定する一連の流れをデモ解説【FI】

\\SAPをやる前に業務の理解を!//

SAPコンサルタントは、ユーザ(現場担当者)と同じ目線で会話できることが求められます。 本書で、経理業務をひと通りインプットしておくことをお勧めします。

【本書の構成】
第1章 販売 
第2章 原価・購買 
第3章 固定資産管理 
第4章 資金管理 
第5章 給与計算 
第6章 経費 
第7章 有価証券管理 
第8章 決算 
第9章 連結決算 
第10章 財務報告

今回は、通貨と換算レートを設定する一連の流れについて下記の流れで説明します。

  1. 登録されている通貨コード確認
  2. 換算比率確認
  3. 換算レート登録

通貨、換算レートは、SAPを導入している企業、とりわけグローバル企業においては確実に絡んでくる基本的な設定項目ですので、この機会に覚えておくといいと思います。

【SAP】通貨・換算レートの概要|設定方法を解説【FI-共通】

登録されている通貨コード確認(Tr-cd:OY03)

OY03を叩くと登録されている通貨コードが一覧で表示される。
※SAPにはデフォルトで多数の通貨が用意されている

通貨コードをクリックすると詳細が確認できる。

換算比率確認(Tr-cd:OBBS)

OBBSを叩く。警告のポップアップが表示されるが続行。

登録されている換算比率が一覧で表示される。

換算レート登録(Tr-cd:OB08

OB08を叩くと、登録されている換算レートが一覧で表示される。

換算レートを登録する。新規エントリを押下し、必要項目を入力して保存。

1ドルに対して110円の換算レートが登録された。

以上。

SAP初心者・中級者にはコレ!

SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。

 

本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。

 

これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。

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