【SAP】Secure User Store (hdbuserstore)の設定を実施する方法

今回は、hdbuserstoreの設定を実施する方法について説明します。

そもそもSecure User Store (hdbuserstore)とは

ネットワーク, インターネット, 通信, 技術, ビジネス, デジタル, 情報

hdbuserstoreとは、SAP HANAが動いているサーバ上にインストールされているツールのことです。

hdbuserstoreを使用すると、サーバ上にSAP HANAへの接続情報を保存し、アプリケーションがユーザ情報の入力なしでSAP HANAに接続できるようになります。基本的には、SAP HANAへの接続が必要なスクリプトで使用されることが多いです。例えば、HANAのバックアップを取得するスクリプトなどが挙げられます。

また、hdbuserstoreはSAP HANA クライアントパッケージと一緒にインストールされ、以下のディレクトリに配置されます。

<Linux/UNIX>
/usr/sap/hdbclient 
<Windows>
%SystemDrive%\Program Files\sap\hdbclient

Secure User Store (hdbuserstore)を設定する方法

ラップトップ, ワークスペース, フラットな設計, 端子板, スマート フォン

1.Windowsの場合

HANAの認証情報を設定する

cmdにて以下のパスへ移動。

%SystemDrive%\Program Files\sap\hdbclient

下記に従ってコマンドを入力し実行。
*本コマンドはテナントDB向けに認証情報を登録している

hdbuserstore -u <OSユーザ> set <KEY> <HANAホスト名(IPアドレス)>:<ポート番号>@<SID> <HANAユーザ名> <HANAユーザのPW>

HANAの認証情報を削除する

cmdにて以下のパスへ移動。

%SystemDrive%\Program Files\sap\hdbclient

下記に従ってコマンドを入力し実行。

hdbuserstore -u <OSユーザ> delete <Key>

HANAの認証情報を確認する

cmdにて以下のパスへ移動。

%SystemDrive%\Program Files\sap\hdbclient

下記に従ってコマンドを入力し実行。

hdbuserstore -u <OSユーザ> list

2.Linux / Unixの場合

HANAの認証情報を設定する

tera termにログインし、対象のOSユーザに下記コマンドでスイッチ。

su - <OSユーザ>

下記に従ってコマンドを入力し実行。

hdbuserstore set <KEY> <HANAホスト名(IPアドレス)>:<ポート番号> <HANAユーザ名> <HANAユーザのPW>

HANAの認証情報を削除する

tera termにログインし、対象のOSユーザに下記コマンドでスイッチ。

su - <OSユーザ>

下記に従ってコマンドを入力し実行。

hdbuserstore delete <Key>

参考記事

本, ラック, シェルフ, 家具, デザイン, 木造, ライブラリ, オフィス

hdbuserstoreについての説明は下記の記事を参考にしました。
https://help.sap.com/viewer/b3ee5778bc2e4a089d3299b82ec762a7/2.0.01/en-US/dd95ac9dbb571014a7d7f0234d762fdb.html

また、実行コマンドについては下記の記事を参考にしました。
*コマンドの使い方の例も記載があるので目を通しておくといいと思います

https://help.sap.com/viewer/b3ee5778bc2e4a089d3299b82ec762a7/2.0.01/en-US/ddbdd66b632d4fe7b3c2e0e6e341e222.html

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HANAについて体系的に学びたい方は、IBMが出している書籍がおすすめ。413ページとかなり読み応えのある一冊ですが、知識の深さを求めるならコレです。

現在、SAPではOracleやSQLserverを選べなくなり、DBはHANAに一本化されているので、HANAを学んでおくと今後かなりプラスに働くと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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