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Tr-cd:OBA5から標準メッセージタイプを変更する方法について説明します。
■想定ケース カスタマイズの設定をする際に、標準エラーが発生し設定ができない。 そこで、一時的にメッセージタイプを「エラー:E」から「警告:W」に変更し設定できるようにする。 なお、無理やりエラーを超えることで何かしらシステムに不整合が発生する可能性がある点には留意が必要。
Tr-cd:OBA5から標準メッセージタイプを変更する方法
Tr-cd:OBA5を実行。
作業領域(メッセージクラス)を指定し続行。作業領域はF1ヘルプ > メッセージ番号から確認可能。
下記の通りエントリを追加し保存する。
項目 | 説明 |
番号 | メッセージ番号を設定する。 |
メッセージテキスト | メッセージ番号からテキストが自動導出される。 |
ユーザ名 | ユーザ名を設定する。ここで設定したユーザが操作した時のみメッセージタイプの変更が適用される。 |
Online | オンライン実行時の変更後メッセージタイプを設定する。 |
BatchI | バッググラウンド実行時の変更後メッセージタイプを設定する。 |
標準 | 標準のメッセージタイプがメッセージ番号から自動導出される。 |
【参考】メッセージタイプ
メッセージタイプ | テキスト |
A | 異常終了 |
X | 異常終了 |
E | エラー |
W | 警告 |
I | 情報 |
S | 成功 |
以上。
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