▼SAP転職なら! LINE追加で気軽に相談▼
会計伝票の反対仕訳について解説します。
知りたい情報をチェック
会計伝票の反対仕訳とは
反対仕訳とは、元伝票と貸借を逆にした仕訳のことです。主に、誤って計上した伝票を取り消す際に実施します。
【補足】マイナス転記とは
反対仕訳とは別に、計上した伝票を取り消す方法としてマイナス転記があります。
マイナス転記では、貸借を逆にした仕訳を起こすのではなく、貸借はそのままで金額をマイナスにして仕訳を起こします。
基本的に、マイナス転記は使用しない。
マイナス転記をするためには下記2つの設定が必要。
1.会社コードに対してマイナス転記が許可されている
2.反対仕訳理由にマイナス転記が許可されている
反対仕訳関連カスタマイズ
会社コードに対してマイナス転記許可
マイナス転記許可のフラグを立てることで、マイナス転記が可能となる。
■SPROメニューパス
財務会計 > 総勘定元帳 > 取引 > 調整転記/反対仕訳 > 許可 : マイナス転記
反対仕訳理由の定義
項目 | 設定内容 |
理由 | 反対仕訳理由。英数字2桁で定義。 |
テキスト | 反対仕訳理由のテキスト。 |
Neg転記 | ■フラグあり マイナス転記 ■フラグなし 反対仕訳 |
代替転記日 | ■フラグあり 元伝票の転記日付のみ指定可能 ■フラグなし 元伝票の転記日付以降の日付が指定可能 |
■SPROメニューパス
財務会計 > 総勘定元帳 > 取引 > 調整転記/反対仕訳 > 定義 : 反対仕訳理由
反対仕訳の実施
FB08:伝票の反対仕訳
反対仕訳の実施が可能。(1伝票ずつ)
FB08:伝票の一括反対仕訳
一括で反対仕訳が可能。
以上。
SAP初心者・中級者にはコレ!
SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。
本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。
これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。
SAP転職なら! LINE追加で気軽に相談▼
コメントを残す