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今回は、ST12からパフォーマンストレースを実施する方法について説明します。
プログラムの処理が遅い場合のボトルネック特定によく用いられるトランザクションコードです。この機会に使い方を覚えておくといいと思います。
STEP1:Tr-cd:ST12からトレース取得準備
ST12を叩き、下記の手順に従って設定を実施。
- Trace for ⇒Workprocessを選択
- Commment欄に任意のトレース名を入力
- ABAP Trace > Further opt.からFiler for programにチェックを付け、トレース取得対象のプログラム名を入力
【参考メモ】
Size&DurationはMax.を指定しておくのが無難かと思います。
STEP2:バッググラウンドで対象プログラム実行
Tr-cd:SE38から対象のプログラムをバッググラウンドで実行してください。
STEP3:Tr-cd:ST12からトレースの取得
ST12を叩き、下記の手順に従ってトレースを取得。
- Start traces for workprocessを押下
- 実行したプログラムのレコードを選択し、トレースの有効化を押下
- 緑の■マークが表示されたことを確認する
- プログラムが終了したら、トレースの無効化を押下
以上でABAPトレース、SQLトレースが取得できました。
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