Tr-cd:FBZPから支払プログラムの条件を設定する方法について説明します。
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Tr-cd:FBZPの設定項目は6つ
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Tr-cd:FBZPから設定する項目は下記の6つ。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2023/03/image-17-1024x791.png)
1.全会社コード
センダ会社コードは債務取引をした会社、支払会社コードは債務を支払う会社を設定する。
例えば、A社が取引をし、B社が支払う場合は下記の通り設定する。
センダ会社コード:A社 支払会社コード:B社
2.支払会社コード
支払会社コードごとに、入金最低額や支払最低額を設定する。
基本的には、1円を設定することが多い。
3.国別支払方法
国ごとに使用する支払方法を定義する。
国ごとにデフォルトで支払方法が用意されているが、足りない場合は新規エントリを追加する。
4.会社コード別支払方法
支払会社コードごとに支払方法を設定する。
支払方法ごとの最低支払額、最高支払額を設定する。ここで設定した範囲に該当する金額の伝票が支払PGMの処理対象となる。
5.銀行選択
支払方法ごとに使用する取引銀行を設定する。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-19.png](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2023/03/image-19.png)
支払PGMを実行すると下記の仕訳が発生する。
※銀行振込以外の場合は、銀行仮勘定として預金勘定を設定することが多い債務 / 銀行仮勘定(預金)
支払方法ごとに使用する取引銀行の優先順位を設定する。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2023/03/image-20.png)
取引銀行ごとに支払可能額を設定する。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2023/03/image-22.png)
6.取引銀行
取引銀行を設定する。
※銀行コードは銀行コード+支店コードの7桁
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2023/03/image-23.png)
また、取引銀行に対して銀行コードや口座番号、G/L勘定などを設定する。
Tr-cd:FI12からも設定可能
【補足】銀行手数料の設定について
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銀行手数料の金額設定
Tr-cd:FBZP > 編集タブ > 会社コード > 銀行手数料 > 銀行手数料
設定項目は下記の通り。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2023/03/image-24.png)
銀行手数料の勘定設定
Tr-cd:FBZP > 編集タブ > 会社コード > 銀行手数料 > 勘定設定
設定項目は下記の通り。
![](https://bags-lab.com/wp-content/uploads/2023/03/image-25.png)
【参考】銀行手数料の当方負担/先方負担
銀行手数料を当方負担 / 先方負担とするかは、仕入先ごとに設定する。
仕入先に割り当てられている銀行手数料負担コードは、Tr-cd:BP > 仕入先 > 仕入先:一般データタブ > 支払処理 > 銀行手数料負担コードより参照が可能。
なお、銀行手数料負担コードはTr-cd:OB47より設定する
以上。
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