【SAP】Tr-cd:ST12からバッググラウンドジョブのPFトレースを取得する方法【Tips】

\\SAPをやる前に業務の理解を!//

SAPコンサルタントは、ユーザ(現場担当者)と同じ目線で会話できることが求められます。 本書で、経理業務をひと通りインプットしておくことをお勧めします。

【本書の構成】
第1章 販売 
第2章 原価・購買 
第3章 固定資産管理 
第4章 資金管理 
第5章 給与計算 
第6章 経費 
第7章 有価証券管理 
第8章 決算 
第9章 連結決算 
第10章 財務報告

今回は、ST12からパフォーマンストレースを実施する方法について説明します。

プログラムの処理が遅い場合のボトルネック特定によく用いられるトランザクションコードです。この機会に使い方を覚えておくといいと思います。

STEP1:Tr-cd:ST12からトレース取得準備

プラサ, コンピューター, 鍵, キーボード, 銀, キー, 画面, 黒

ST12を叩き、下記の手順に従って設定を実施。

  1. Trace for ⇒Workprocessを選択
  2. Commment欄に任意のトレース名を入力
  3. ABAP Trace > Further opt.からFiler for programにチェックを付け、トレース取得対象のプログラム名を入力

【参考メモ】
Size&DurationはMax.を指定しておくのが無難かと思います。

STEP2:バッググラウンドで対象プログラム実行

Tr-cd:SE38から対象のプログラムをバッググラウンドで実行してください。

STEP3:Tr-cd:ST12からトレースの取得

ST12を叩き、下記の手順に従ってトレースを取得。

  1. Start traces for workprocessを押下
  2. 実行したプログラムのレコードを選択し、トレースの有効化を押下
  3. 緑の■マークが表示されたことを確認する
  4. プログラムが終了したら、トレースの無効化を押下

以上でABAPトレース、SQLトレースが取得できました。

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