SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。
本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。
これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。
今回は、Tr-cd:SE11からチェックテーブルを照会/設定する方法について説明します。
チェックテーブルとは

標準 / アドオンテーブルの各項目に対して設定する。
パラメータ入力時に、チェックテーブルに指定したテーブルの項目に存在する値のみを入力可能とすることができる。
【イメージ】

チェックテーブルの照会/設定方法

Tr-cd:SE11 > DBテーブル項目に、テーブルIDを入力して照会/変更を押下。

※以下、BKPF(会計伝票ヘッダ)の場合
入力ヘルプ/チェックのタブを選択。Check Tableを参照。
なお、チェックテーブルを設定したい場合、変更モードで入って、Check Table項目に任意のテーブルを入力する。

以上。
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SAPについて体系的にまとめられている一冊。著者はSAPコンサルタントの方々なので、信頼性は間違いなし。SAPの概要やメリット・デメリットはもちろん、各モジュールについても詳細に説明がなされています。
さらに、SAP導入・構築のフローからアドオン開発まで、技術的な部分もしっかりと網羅してくれています。SAPコンサルタントは、基本的にはどこかのモジュールを担当すると思うので、一読しておいて絶対に損はないでしょう。
SAPというERPパッケージの全体像を知りたい方におすすめです。
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