【SAP】F.13 | 勘定自動消込について解説【FI共通】

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SAPの勘定自動消込について説明します。

勘定自動消込とは

勘定自動消込とは、消込管理している勘定科目に対して、設定した条件に合致した場合に自動で消込を行う機能です。

統制勘定(売掛金 / 買掛金 / 未払金 / 未収金など)は必ず消込管理を行いますが、統制勘定に加えて、明細消込管理のフラグを立てた勘定科目も消込管理の対象となります。

【明細消込管理フラグの設定】
Tr-cd:FS00 > 管理データタブ > 明細消込管理 より設定

【統制勘定以外に消込管理する勘定科目例】
仮払金 / 仮受金 / 前払金 / 前受金  など

勘定自動消込の実行画面

【勘定自動消込】
Tr-cd:F.13
PGM:SAPF124

カスタマイズ:自動消込の追加ルール変更

設定の無料ベクター画像

勘定自動消込を行うために、カスタマイズで自動消込ルールを設定する必要があります。

消込対象とする勘定科目と、消込のキー項目(任意の会計伝票項目)を設定します。なお、カスタマイズの設定値はテーブル「TF123:プログラム SAPF124 (決済) 実行の追加ルール」に格納されます。

【SPROメニューパス】
財務会計 > 総勘定元帳 > 取引 > 未消込明細 > 準備:自動消込処理

自動消込のイメージ

■前提
・仮受金を消込管理対象とする
・消込キー項目はソートキー(ZUONR)とする

上記の例の場合、消込キーAの仮受金が貸借それぞれ3,000円で金額が一致するため、自動消込が行われます。

補足:勘定タイプ

以上。

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