【SAP】Tr-cd:F110(自動支払処理)の流れ/実行パラメータについて解説【FI-AP】

SAP初心者・中級者にはコレ!

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本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。

 

これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。

今回は、自動支払処理の流れと実行パラメータについて説明します。

Tr-cd:F110「自動支払処理」実行

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1.実行パラメータ指定

Parameterタブの指定方は下記の通り。

■実行日付
自動支払処理を実行する日付
■ID
任意の自動支払識別のためのID5桁
■転記日付
支払伝票を転記する日付
■得意先明細期日
支払処理対象とする得意先明細の最終支払基準日
※得意先明細を消込対象とする場合のみ指定
■伝票最終入力日
支払処理対象とする伝票の最終登録日付
■会社コード
任意の会社コード
■支払方法
カスタマイズで設定した支払方法(Tr-cd:FBZPから設定)
■次支払日
支払処理対象とする伝票の最終支払基準日
■勘定
支払処理対象とする仕入先/得意先コード

自由選択タブから、さらに詳細に条件を絞ることが可能。

追加ログタブの指定方は下記の通り。
※支払処理実行後に取得したいログにチェックをつける

■支払期日チェック
支払期日チェックのログを記録する
■エラー時選択方法選択
支払口座と支払方法の組み合わせのチェックログを記録する
■支払伝票明細
支払伝票を記録する

2.支払提案処理

支払提案処理を実行すると、支払対象の債務明細の一覧が照会可能。また、提案編集から債務明細に支払保留のフラグを立てたり、支払方法を変更したりすることが可能。

パラメータ入力後、Statusタブから提案を押下。

提案実行後の画面。提案照会を押下すると、支払処理対象の債務明細の一覧が照会可能。

支払提案後、ステータスが”-例外-”の明細は、支払処理対象とすることができないので注意(何らかのエラーが存在)。

また、提案編集から債務明細に支払保留のフラグを立てたり、支払方法を変更したりすることが可能。

Tr-cd:FBL1N(仕入先明細)から未消込明細の照会が可能。支払保留の外し忘れや、支払処理対象の明細に漏れがないか等を確認しましょう。

3.支払転記処理

支払転記処理を実行すると、支払伝票が作成される。仕訳は下記の通り。

編集 > 支払一覧

プログラム:RFZALI120を指定し実行すると、支払一覧が表示される。

Tr-cd:S_P99_41000099(支払一覧)からも照会可能。

4.印刷処理

印刷処理を実行すると、出金伝票が作成され、FBデータが発行される。仕訳は下記の通り。(貸方は例)

プリント/データ媒体タブから、実行バリアントを指定。

Statusタブより印刷を押下することで、印刷処理が実行される。

関連トランザクションコード

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Tr-cd名称内容
FV60未転記請求書入力債務伝票の登録を実施する。
FBRA消込済明細再登録支払伝票の再登録/反対仕訳を実施する。
※債務伝票は消込済⇒未消込となる
FI01銀行登録:第一画面銀行マスタの登録を実施する。
FI12ビュー”取引銀行”変更 概要取引銀行のカスタマイズを実施する。
FBZPカスタマイジング:支払プログラム更新支払関連のカスタマイズを実施する。
-全会社コード
-支払会社コード
-国別支払方法
-会社コード別支払方法
-銀行選択

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