\\SAPをやる前に業務の理解を!//
SAPコンサルタントは、ユーザ(現場担当者)と同じ目線で会話できることが求められます。 本書で、経理業務をひと通りインプットしておくことをお勧めします。
【本書の構成】 第1章 販売 第2章 原価・購買 第3章 固定資産管理 第4章 資金管理 第5章 給与計算 第6章 経費 第7章 有価証券管理 第8章 決算 第9章 連結決算 第10章 財務報告
今回は、JP1のルートジョブネット、ジョブネットを作成する方法について説明します。
JP1を使ってジョブを実装する方やJP1運用者の方は抑えておきたい内容です。
ルートジョブネット/ジョブネットとは
ジョブネットとは、ジョブに実行する順番を付け(ジョブのネットワーク化と言う)、一つのユニットとしてまとめたものです。

とりわけ、ルートジョブネットとは、ジョブグループ直下(最上位)
のジョブネットのことを指します。
また、ルートジョブネット以下に定義されたジョブネットをネストジョブネットと言うこともあります。

ルートジョブネットを作成する方法
- JP1/AJS3 – Managerにログインする
- ルートジョブネットを作成したいジョブグループを開く
- 機能メニュー > ジョブネット定義を選択する
- リストエリア内で右クリック、新規作成 > ジョブネット… を選択する
- 詳細定義画面が表示されるので、下記の項目を入力してOKを押下する
●ユニット名(ジョブネット名)
●コメント(ジョブネットの役割を入力)
●保存世代数
*他にも詳細に定義可能な項目あり - ルートジョブネットが作成される
【参考】JP1/AJS3 – Manager画面

【参考】詳細定義画面

<引用元>
http://itdoc.hitachi.co.jp/manuals/3020/30203S0133/AJSZ0042.HTM
ジョブネットを作成する方法
- 作成するジョブネットの親ジョブネットを開く
- 排他編集にチェックを入れる
- 標準タブからジョブネットアイコンを選択、マップエリアへドラッグ&ドロップする
- 詳細定義画面が表示されるので、必要項目を入力してOKを押下する
- ジョブネットが作成される
【参考】ジョブネットエディタ画面

【参考】詳細定義画面

<引用元>
http://itdoc.hitachi.co.jp/manuals/3020/30203S0133/AJSZ0043.HTMhttp://itdoc.hitachi.co.jp/manuals/3020/30203S0133/AJSZ0043.HTM
以上。
SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。
本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。
これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。
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