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今回は、Blocked Transactionsについて説明します。
Blocked Transactionsは、パフォーマンスのモニタリングで確認する項目の1つとなりますので、basis担当者であれば覚えておきたい知識です。
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Blocked Transactionsとは?
Blocked Transactionsとは、特定のリソースがロックされていることによって待ちの状態となっているトランザクションのことです。
SAP社によると、Blocked Transactionsが発生する原因としては以下のようなものがあるそうです。
- トランザクションが、現在別のトランザクションによって保持されているトランザクション・ロック(レコードまたはテーブル・ロック)を取得する必要がある
- 必要なネットワークまたはディスク(データベースまたはメタデータのロック)が現在利用できない
ちなみに、なぜトランザクションが実行される際に特定のリソースがロックされるのかというと、複数のトランザクションが同時に同じリソースを書き換えてしまった場合データに不整合が起きてしまうためです。
Tr-cd:DB02からBlocked Transactionsの数を確認する
DB02から発生したBlocked Transactionsの数を確認することが可能です。処理が流れている間、常時Blocked Transactionsが発生していた場合は、SQL文の書き換え等の対応をする必要があるかもしれません。
以下、確認方法です。
DB02を叩く。
パフォーマンス > ロード履歴をクリック。
KPIよりBlocked Transactionsにチェックを付ける。指定した時間のBlocked Transactions数が確認可能。
Tr-cd:DB01から発生中のBlocked Transactionsを確認する
DB01から発生中のBlocked Transactionsを確認することが可能です。
以下、確認方法です。
DB01を叩く。
ブロック済トランザクションが表示される。
以上。
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