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今回は、クライアントコピーを実施する方法について説明していきます。
クライアントコピーはbasis担当者であれば一度は経験する可能性が高いタスクの1つですので、この機会に覚えておくといいと思います。
知りたい情報をチェック
①Tr-cd:BD54 論理システムを登録する
BD54を叩き、新規エントリをクリック。
下記2つを入力。
論理Sys.:以下のように登録する [SID]CLNT[CLNT番号] 名称:論理Sys.と対応させる形で命名
保存をクリック。
②Tr-cd:SCC4 クライアントを作成する
SCC4を叩き、新規エントリをクリック。
下記の画像に従って値を入力。
保存をクリック。
③Tr-cd:SCCL クライアントコピーを実施する
コピーを実施するクライアントにSAP*ユーザでログイン。
SCCLを叩き、下記項目に沿って入力。
*クライアント新規構築時はユーザマスタソース Clientを000にする
エキスパート設定を実施する。編集 > エキスパート設定をクリック。
続行。
任意でエキスパート設定にチェックを付けて保存し、1つ前の画面に戻る。
バックグラウンドジョブでスケジュールをクリック。
※実施の調整が取れている場合は即時開始でもいいが、基本的にはバックグラウンドで実施することが多い
ジョブスケジュールをクリックすると、開始時刻を指定するポップアップが表示される。開始日付と時刻を入力したら保存をクリック。
念のため、SM37からクライアントコピーのジョブが「リリース済み」となったことを確認しておくと良い。
④:Tr-cd:SCC3 クライアントコピー後の確認を実施する
SCC3を叩く。すると、クライアントコピーの実施履歴が表示される。
全クライアントをクリック。
対象のクライアントをクリック。
ステータスが「完了」となっていることを確認する。
また、さらに対象の行をクリックするとクライアントコピーの詳細が見れる。
ファイルログをクリックするとログの確認が可能。
以上。
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