今回は、Exitのソースコードを確認する方法について説明します。覚えておくと、チェックや代入にどんなロジックが組まれているのか確認したい時に役に立つと思います。

知りたい情報をチェック
【前提知識】チェック・代入は基本的にコーティング不要

まず、前提としてチェックや代入はコーディングなしで実装が可能です。
しかし、コーディングなしで実装できる範囲には限度があり、より複雑なロジックを組みたい場合は、ABAPで別途ソースコードを書くことで対応する必要があります。
Tr-cd:GGB0⇒チェックの定義

Tr-cd:GGB1⇒代入の定義

Tr-cd:GCX2からプログラムIDを確認する

Tr-cd:GCX2からは、チェックや代入それぞれで呼び出したいプログラムを定義・確認することが可能です。
■APエリア アプリケーションエリアを入力 ■ユーザExit 任意のプログラムIDを入力

上記で指定するプログラムは、モジュールプログラム
【参考】アプリケーションエリア
GCX2の画面で入力するAPエリアは、下記のアプリケーションエリアと対応しています。

Tr-cd:SE38からソースコードを確認する

Tr-cd:SE38を叩く。Tr-cd:GCX2から照会したプログラム名を入力し、照会を押下。

Exitのソースコードが表示されるので、該当のロジックを探して確認する。
以上。
SAP初心者・中級者にはコレ!
SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。
本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。
これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。
コメントを残す