【SAP】購買領域における会計期間締め(OPEN/CLOSE)について解説【MM】

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今回は、購買(MM)領域の会計期間締めについて解説します。

購買(MM)の会計期間の考え方

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MMの会計期間は、FIの会計期間に合わせるのが原則です。

FIの会計期間と異なり、MMの会計期間は当月と前月の最大2か月しかOPENできないのが大きな特徴です。

月初日に当月のMM会計期間をOPENし、前月の締めが完了次第、前月のMM会計期間をCLOSEする、といった運用が基本的になるかと思います。

▼MM会計期間の運用イメージ

Tr-cd:OMSYで会計期間を確認

Tr-cd:OMSYからMM会計期間の設定を確認することが可能。

下記の例の場合、1999/12期~2000/1期で転記ができる設定となっている。

Tr-cd:MMPVで会計期間をOPEN

Tr-cd:MMPVから会計期間をOPENします。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-2.png

実行パラメータは以下の通り。

■会社コード
実行対象の会社コード(範囲指定可能)
■期間/会計年度
OPENしたい会計年度を指定
※2000/10を指定した場合、2000/10がOPENされる
■ラジオボタン
期間の締め処理のみ
■マイナス在庫数量/金額許可
フラグを立てた場合、前期のマイナス数量在庫/金額が存在する場合でもエラーとならない

Tr-cd:MMRVで前会計期間の転記を制御

Tr-cd:MMRVから前会計期間の転記を制御します。

会社コードを指定してエンターを押下。

前会計期間転記 > 前会計期間へ転記可能にフラグが立っている場合は、転記可能。前会計期間に転記させたくない場合はフラグを外す。

以上。

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