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今回は、Tr-cd:STVARVからバリアント変数の値を変更する方法について説明します。
バリアント、バリアント変数の概念はSAPに携わるのであれば確実に抑えておきたいところです。
本記事の構成は以下の通りです。
- バリアントとは
- バリアント変数とは
- Tr-cd:STVARVからバリアント変数を変更
- TVARVCテーブルからバリアント変数を確認
バリアントとは
バリアントとは、プログラムに対して入力値のセット一式を用意した箱のことです。
入力項目が多いプログラムにわざわざ1つずつ値を入力するのは面倒なので、バリアントを用意して手間を省く、といったことが行われます。
バリアント変数とは
バリアント変数とは、バリアントが参照する変数のことです。
バリアントには複数存在する項目も多数ありますが、それを1つずつ手で修正するのには手間がかかります。しかし、バリアント変数を使用するとバリアント変数の値を1つ書き換えるのみで修正が済むので、容易に変更作業を実施することができます。
※複数のバリアントが1つのバリアント変数を参照することが可能
Tr-cd:STVARVからバリアント変数を変更
STVARVを叩き、変更モードに切り替える。
任意のパラメータを選択した状態で変更ボタンを押下。
パラメータを変更したら保存を押下する。
TVARVCテーブルからバリアント変数を確認
TVARVCテーブルには、バリアント変数の値が格納されています。
※バリアント変数はクライアント毎に値を保持している
SE16Nを叩き、テーブル名TVARVCを入力して実行。
テーブルに格納されたバリアント変数を確認することができる。
以上。
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