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今回はSAPの勉強方法を媒体別に紹介していきたいと思います。
知りたい情報をチェック
まず、SAPの「何を」勉強したいのかアタリをつける
SAPを勉強したい、ではなくSAPの「何を」勉強したいのかまずは明確にしましょう。例えば、以下が挙げられます。
・SAPの歴史や概要
・SAPの導入・活用事例
・SAPの各モジュール
・SAPのプログラム言語ABAP
目的をある程度明確にしておかないと非効率的ですし、本を買ったとしても「思ってたのと違う!」なんてケースに陥ってしまうかもしれません。
SAPを勉強するのにおすすめの書籍3選
SAP 会社を、社会を、世界を変えるシンプル・イノベーター
【本書の概要】
本書はSAPの描く未来像や戦略、企業理念などを紐解いた一冊です。複数のSAP導入の実例を用いて、SAPを使ってどういったイノベーションを起こすことができるのか、非常にわかりやすく解説されています。SAPの技術的な部分ではなく、そもそもSAPで何が実現できるのか興味がある人に読んでほしい一冊です。
【おすすめポイント】
・平易な文章でIT初心者でも読みやすい
・SAPの歴史や概要を理解することができる
・SAP導入の実例が複数用いられておりイメージがしやすい
【良い口コミ】
SAPコンサルタントとして導入に携わっているが、いまさらながらにその発想の奥深さには感銘を受けた。SAPについて知らない人も、SAPコンサルタントも、今後SAPに携わる人にとっては必読の一冊だと思います!
【悪い口コミ】
SAPの良い面にのみがフィーチャーされており、デメリットには触れられていなかった。また、SAPの歴史や概要について広く理解することができたが、具体的な技術の部分については記載がなかった。
図解入門 よくわかる最新SAPの導入と運用
【本書の概要】
本書はSAPについてかなり体系的にまとめられている一冊です。著者はSAPコンサルタントの方々なので、信頼性は間違いなし。SAPの概要やメリット・デメリットはもちろん、各モジュールについても詳細に説明がなされています。さらに、SAP導入・構築のフローからアドオン開発まで、技術的な部分もしっかりと網羅してくれています。SAPコンサルタントになると、基本的にはどこかのモジュールを担当すると思うので、一読しておいて絶対に損はないでしょう。SAPというERPパッケージの全体像を知るのに最適で、私がイチオシの一冊です。
【おすすめポイント】
・著者がSAPコンサルタントで信頼性は間違いなし
・各モジュールについて詳細に解説してくれている
・アドオン開発など技術的な部分にも触れられている
【良い口コミ】
今年からSAPの保守を担当しています。ネットでも中々まとまったものが見つからないトランザクションコードやテーブル、ABAP言語の文法などが結構詳しく書かれています。SAPのざっくりとした概要がしか書かれていない本が多い中で、実務的な話題が散りばめられており重宝しました。この一冊で全て必要な情報が詰まっている、とまでは行きませんがSAPの入口としては良いと思いました!
【悪い口コミ】
S4 HANAが主流となる中で、各領域の説明がERP時代のものを踏襲しているものが多く、新しくなったアーキテクチャについてはサラッと触れている程度。なので、各領域でやっているのはこういう事だよという概要をつかむ目的であれば、購入の価値ありだと思いますが、それとは別に最新の情報はアンテナ張って収集するというぐらいの姿勢が必要かなと思いました。
*IT業界は変化が速いので、常に最新の情報をキャッチする姿勢は大切です。
SAP ABAPプログラミング入門
【本書の概要】
本書はSAP固有のプログラミング言語であるABAP(アバップ)のコーディング例や操作手順についてまとめています。600ページ以上のボリュームがあり、文法以外にも開発において必要となる周辺知識までしっかりと網羅してくれているので、今後ABAPで開発をする際は手元に置いておくと安心できる、そんな一冊です。先程紹介した2冊よりも技術的な部分にフォーカスしているので、難易度は高めですが、これからゴリゴリ開発していきたい人にとっては重宝するかと思います。
【おすすめポイント】
・ABAP言語について詳細にまとめられている
・言語以外にも開発で必要な周辺知識まで網羅されている
・実践的な演習問題と解答例が付いている
【良い口コミ】
ABAP言語のコーディング例や操作手順が詳細にまとめられています。言語だけではなく、テーブルの作成方法やプログラムのデバック方法、トランザクションコードの作り方、周辺ツールの使い方なども記載されており、開発者は絶対に手元に置いておきたい本です。さらに、演習問題やその解答例、よく使用するテーブル一覧なども付随しており、これからABAP言語を学ぼうと考えている人にお勧めです!
【悪い口コミ】
日本語でABAPの参考書を出してくれたことはとてもありがたく思っています。しかし、ABAPは他のプログラミング言語とは異なり、統合開発環境(eclipseなど)があればオフラインでできるというものではありません。実際に使えるSAPの環境が必要です。テキストの初めの部分は、ハンズオンの形式でテキスト通りに進めることができますが。。
SAPは実機を触るのが一番の学習ですが、現場以外でなかなかその機会はありません。とはいえ、事前にABAP言語について理解しておくと、実際に現場に入った時に必ず役に立つと思いますよ。
SAPを勉強するのにおすすめのサイト3選
SAPジャパン公式ブログ
言わずと知れたSAPジャパンの公式ブログ。SAPに関する最新の技術や事例がまとめられており、SAPの動向を把握するにはうってつけのサイトです。上の画像のように、製品別、業種別など細かくフィルターをかけて参照することができるので、情報に対するアクセス性も抜群です。
SAPペイン
このサイトは、一言で表すと「SAPの知識辞典」です。各モジュールやbasis、ABAP開発まで広い範囲の知識が網羅されています。1つ1つの説明がシンプルなので、何か不明点があればこのサイトを参照する、といった使い方がおすすめです。
SAP Community
SAP公式のコミュニティサイトです。ここではSAPに携わる人達が質問、回答のやり取りをしていたり、ブログを書いたりしています。簡単にいうと、SAPの知識を集約したような場になっています。なんとコミュニティユーザ数は280万人。英語かつ内容は高度なものが多いですが、今後SAPに携わるのであれば覚えておいて損はないと思います。
SAPを勉強するのにおすすめの動画
結論、おすすめ動画はYoutubeです。
最近だと、YoutubeでSAPのトランザクションコードを入れて検索すると、デモ動画がヒットする、なんてこともあるくらいです。
試しに「SAP basis」と検索してみると、以下画像のように複数の動画がヒットしました。
動画は海外のものが多いので、検索する時は英語で検索することをおすすめします。(SAPに携わると英語を使う機会が多いので、今のうちに練習しておきましょう)
【番外編】SAP Learing Hubで勉強する方法もある
実は、SAPの公式トレーニングを受講するといった超裏技があります。しかし、受講料が数十万円もかかるのでなかなか手を出すことができません。。。1つ方法があるとすれば、SAPトレーニングの受講料を負担してくれる企業に入る、これに尽きます。最近はSAPに力を入れている企業は多いと思うので、ぜひ積極的にエントリしてみてはいかがでしょうか。
以上。
SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。
本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。
これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。
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