SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。
本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。
これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。
今回は、HANAのマルチテナントベースコンテナーについての備忘です。
知りたい情報をチェック
【SAP HANA】マルチテナントデータベースコンテナーとは?
SAP HANAでは、SAP HANA 1.0 SPS09よりマルチデータベースコンテナー(以降MDC)機能がサポートされました。
MDCとは、1つのHANAインスタンス上に複数のデータベースを立てる機能のことです。
例として、MDC活用のメリットを以下に挙げます。
・コストが削減できる
・OSレベルでアクセスコントロールができ
・障害を特定のテナントDBに封じ込めておける
SYSTEM DBとTENANT DBの関係・違い


【引用元】
https://blogs.sap.com/2016/12/20/sap-hana-5-mdcjapanese/
■ざっくりSYSTEM DBとは
テナントDB全体管理用のDBであり、実体はNameserverと呼ばれるサーバと、データ・ログボリュームで構成されています。
■ざっくりTENANT DBとは
実際のデータが入っているDBであり、実体はindexserverと呼ばれるサーバーと、データ・ログボリュームで構成されています。
【まとめ】SAP HANAのSYSTEM DBとTENANT DB
おそらく、今後はSYSTEM DBとTENABT DBの両方を運用する方針のプロジェクトが増えてくると予想されます。
より詳細を見たい方は、引用元の記事を参照してください。
コメントを残す