HANAのマルチテナントベースコンテナーについての備忘です。
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【SAP HANA】マルチテナントデータベースコンテナーとは?
SAP HANAでは、SAP HANA 1.0 SPS09よりマルチデータベースコンテナー(以降MDC)機能がサポートされました。
MDCとは、1つのHANAインスタンス上に複数のデータベースを立てる機能のことです。
例として、MDC活用のメリットを以下に挙げます。
・コストが削減できる
・OSレベルでアクセスコントロールができる
・障害を特定のテナントDBに封じ込めておける
SYSTEM DBとTENANT DBの関係・違い
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/37484313/picture_pc_2a69aedbddd444637a47255a7925e99b.png)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/37484323/picture_pc_cfdbc0079ba768c73acd0f329636e2a0.png)
【引用元】
https://blogs.sap.com/2016/12/20/sap-hana-5-mdcjapanese/
ざっくりSYSTEM DBとは
テナントDB全体管理用のDBであり、実体はNameserverと呼ばれるサーバと、データ・ログボリュームで構成されています。
ざっくりTENANT DBとは
実際のデータが入っているDBであり、実体はindexserverと呼ばれるサーバーと、データ・ログボリュームで構成されています。
以上。
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