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今回は、ps1ファイルに環境変数を定義したiniファイルを読み込み、ps1ファイルで使用する方法について説明します。
たぶん、方法は色々あると思うので1つ参考までに。
さっそくですが、ざっくりとした流れは以下になります。
①:iniファイルに環境変数を定義する
②:ps1ファイルにiniファイルを読み込む
③:iniファイルに定義した環境変数を取得する
では、上記のステップに沿って説明していきます。
①:iniファイルに環境変数を定義する
まず、iniファイルに環境変数を定義します。
例えば、このサンプルiniファイルでは、「APPLE」という環境変数に「りんご」を代入しています。
環境変数を定義する際は、以下の2点に注意すればOKです。
・=の間にスペースはいらない
・代入する文字は””で囲わなくていい
②:ps1ファイルにiniファイルを読み込む
続いて、環境変数を定義したiniファイルをps1ファイルに読み込みます。
読み込む方法は色々とあると思いますが、自分は4~6行目の記述で済ませています。(5行目のiniファイル名だけ変えれば転用可能かと)
・4行目
→Split -pathでiniファイルのパスを取得
・5行目
→読み込ませたいiniファイル名を入れる
・6行目
→iniファイルの絶対パスを定義(この後使う)
【参考】Split-Path
③:iniファイルに定義した環境変数を取得する
最後に、環境変数を取得します。ざっくり流れは2ステップです。
まず、11、12行目において、iniファイルで定義した環境変数を、Get -Contentを使い、配列の形で$PARAMETERという箱に入れていきます。
そして、13~15行目では、$PARAMETERに格納された環境変数を取り出して、それぞれ別の変数として再定義します。
例えば、13行目で定義したAPPLEという変数の中身を参照すると「りんご」という値が格納されていることを確認できます。
【参考】Get -Content
以上。
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