▼SAP転職なら! LINE追加で気軽に相談▼
今回は、batファイルからps1ファイルを実行する方法について説明します。そもそも、わざわざbatファイルから実行する必要があるんか?といった前段のところから話していけたらと思います。
では、さっそく内容に入っていきましょう。
batファイルからps1ファイルを実行するメリットとは
メリットを一言で述べると「実行までの手間が省ける」です。
本来、ps1ファイルを実行するまでのステップは以下の通りです。
→PowerShellを起動する
→ps1ファイルがあるパスへ移動
→実行のコマンドを入力
しかし、batファイルからps1ファイルを実行する場合は、batファイルを開くだけで勝手にps1ファイルが実行されます。
両者を比べてみると、明らかに手間が省かれていることがわかりますよね。私は、これが一番のメリットであると考えます。
さらに、細かいところでいうと、各ps1ファイルに共通の実行時処理や条件などをbatファイルにあらかじめ記述しておき、あとはps1ファイルのパスの部分だけを書き換えて使いまわす、といったことができるのもメリットとしてあると思います。
次の見出しでは、具体的な方法について説明していきます。
batファイルからps1ファイルを実行する方法
batファイルからps1ファイルを実行する方法は、実はとても簡単でして、batファイルに以下1行の記述があれば実行が可能です。
詳細を少し補足します。
■NoProfile
・Windows PowerShell プロファイルを使用せずに Windows PowerShell セッションを開始する。
■ExecutionPolicy
・実行のポリシー。以下のようにいくつか種類があるが、ポリシーがUnrestrictedであれば基本的に実行はされる。
【参考】PowerShellのExecutionPolicyのスコープとかについて詳しく
はい、以上がbatファイルからps1ファイルを実行する方法なんですが、これだけだと少し寂しいので、サンプルのbatファイルをお見せしますね。
【サンプル】ps1ファイルを呼び出すbatファイル
以下、サンプルのファイルを用意しました。
処理の中身についてはコメントアウトで補足しましたので、そちらをご覧ください。
★この辺をちょっとだけ追加してみました★
・変数の定義&使用
・メッセージの表示
・ログファイルへの吐き出し
以上。
PowerShellについて体系的に学びたい、参考書として一冊持っておきたい方はこちらがおすすめです。
SAPコンサルタントとして長年にわたり複数のPJに携わってきたプロによる一冊。
本書では宅配ピザ屋を例に、会社の業務とそれに紐づく各SAPモジュールの説明が丁寧にされており、この一冊で体系的に業務とSAPの基礎知識を身に付けることが可能です。
これからSAPの業務に携わる人や、改めてSAPの全体観を把握したい人など、初心者~中級者まで自信を持っておすすめします。
SAP転職なら! LINE追加で気軽に相談▼
コメントを残す