【SAP】決済済の請求伝票をキャンセルできないようにするカスタマイズを紹介【SD】

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決済済の請求伝票をキャンセルできないようにするカスタマイズを紹介します。

SDの仕訳フロー

まず、前提としてSDの仕訳フローは下記の通りです。

Tr-cd:VF01で請求を実施すると裏で会計伝票が自動生成され債権が計上されますが、その後に入金があり債権が消込された状態のことを、本記事では決済済の請求伝票と定義しています。

※下記例では債権=売掛金としています

決済済の請求伝票をキャンセルできないようにするカスタマイズ

カスタマイズは請求タイプ単位で実施します。

■Tr-cd
VOFA
■SPROパス
販売管理 > 請求伝票 > 請求伝票 > 割当:カスタムルーチン -> 請求タイプ

請求タイプのカスタマイズに遷移し、対象の請求タイプをダブルクリック。

取消 > コピー条件の項目にルーチン番号「29:ヘッダ決済取消」を割り当てることで決済済の請求伝票のキャンセル時に「”請求伝票番号”はすでに決済されています」のエラーが出力される。

以上。

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