【SAP】HANA DBの整合性チェック(Table Consistency Check)を実施する方法【basis】

今回はHANAの整合性チェックを実施する方法について説明します。

HANAの整合性チェックはbasis領域となりますので、basis担当者であれば覚えておきたい知識です。

HANA整合性チェック(Table Consistency Check)とは

データベース, データ, 技術, 情報, ネットワーク, ストレージ, サーバー

HANA整合性チェックでは、データベースの各テーブルについて主に以下のような項目がチェックされます。

  • 索引およびデータページが正常にリンクされているか
  • 索引が適切な順序でソートされているか
  • すべてのポインタについて整合性があるか
  • データ情報やページオフセットが論理的な整合性を保っているか

上記の項目をチェックしデータベースに問題がないかどうか確認することで、データの損失や問題の拡大を防ぐことが可能となります。

問題の拡大を防ぐ意味でも、基本的にHANAの整合性チェックは日次で行われることが多いです。

HANA整合性チェック(Table Consistency Check)の実施手順

クラウド, 技術, サービス, データベース, セキュリティで保護されました

*HANAの整合性チェックは、HANA2.0の場合SYSTEM DBとTENANT DBどちらも実施しましょう

HANA Studioにログイン。

対象の環境にログインし右クリック > Open SQL Consoleを開く。

コンソールから以下のSQL文を入力して実行。
*下記SQL文ではすべてのスキーマ内のすべてのテーブルの一貫性をチェックする

CALL CHECK_TABLE_CONSISTENCY('CHECK', NULL, NULL);

【補足】上記SQL文の構成は以下の通り

CALL CHECK_TABLE_CONSISTENCY(‘<Action>’, <schema_name> , <table_name>

■ACTION
・アクションのタイプ(Checkなど)
■schema_name
・スキーマ名(全て選択する際はNULLを指定)
■table_name
・テーブル名(全て選択する際はNULLを指定)

SQL実行後「successfully executed in <処理時間>が表示されたら、HANA整合性チェックは問題なく完了している。

手順としては以上になります。

一点注意として、HANA整合性チェックはかなりのCPUとメモリリソースを必要とする場合があります。そのため、他に重めの処理が動いている時間帯とずらして実行するようにしましょう。

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現在、SAPではOracleやSQLserverを選べなくなり、DBはHANAに一本化されているので、HANAを学んでおくと今後かなりプラスに働くと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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